「街づくり」、「人づくり」、「仕事づくり」に携わる仕事。
私たち信用組合は“ちかくにいるから、チカラになれる。”を
合言葉に人々の最も身近な金融機関として、豊かな未来をともに描く。
信用組合でたしかな未来をともに創っていきませんか?

信用組合と他の金融機関の違い

信用組合は他の金融機関とは異なる特徴を有しています。その詳細をご紹介します。

信用組合と他金融機関の事業態様一覧

数字で見る信用組合

信用組合の経営概況がわかる数字をいくつかご紹介します。

左のグラフを見ていただくとわかるように、預金・貸出金ともに年々増加しています。預貸率とは、預金残高に対する貸出金残高の割合のことで、お客様からお預かりしたお金を地域の発展に役立てる、地域貢献を表す代表的な指標とされています。近年、預貸率は低下傾向にありましたが、 直近では上昇に転じています。
信用組合の貸出先は従業員数10人以下の事業者が91.08%、従業員数5人以下の事業者が83.87%となっています。信用組合は地域経済を支える小規模事業者に対する貸出を多く行っていることがよくわかります。

信用組合の社会貢献活動

全国の信用組合では、事業者支援や地方創生活動とともに、
さまざまな社会貢献活動に積極的に取り組んでいます。

●しんくみピーターパンカード

すべての子どもたちの健全な育成を支援する
社会貢献型クレジットカード
信用組合業界は、株式会社オリエントコーポレーションとの提携により、社会貢献機能を有するクレジットカード「しんくみピーターパンカード」 の取扱いを行っています。
このカードは、表面にピーターパンがデザインされたカードで、買い物などのカード利用代金の0.5%が信用組合業界が選定したチャリティ関連諸団体およびロンドンのグレード・オーモンド・ストリート病院こどもチャリティに寄付され、子どもたちの健全育成や難病の子どもたちを支援するために役立てられています。

ピーターパンカード寄付金贈呈式

●しんくみはばたき奨学金制度

就学上必要な学資金の一部を給付する
返還不要の給付型奨学金制度
信用組合は地域住民の教育・子育て支援をするとともに、意欲のある高校生等の進学を応援するため、就学上必要な学資金等の一部を給付する返還不要の給付型奨学金制度「しんくみはばたき奨学金制度」を設けています。

●しんくみの日週間

信用組合が取り組む業界統一イベント
「しんくみの日週間」
毎年9月3日を「しんくみの日」として、9月1日~7日の1週間を「しんくみの日週間」と定め、全国の信用組合で、日頃の感謝を込めた各種イベントや奉仕活動を実施しています。

●信用組合業界のSDGsへの取組み

信用組合業界では、明治時代の設立から今日に至るまで、「相互扶助」(共助の精神)に基づき、組合員や地域のためにさまざまな取組みを実施してきました。相互扶助・共存共栄の理念に基づく信用組合は、SDGsが掲げる行動理念と同じルーツを持っており、信用組合は、その日常の活動のなかで、既にSDGsを実践してきているといえます。
SDGsが目指す「持続可能な社会の実現に向けた取組みの重要性」を、事業者支援や社会貢献活動と並ぶ活動の柱として、SDGsが掲げる社会的課題へ関心を持って取り組むこととしています。

2021年度より信用組合業界の動画プラットフォームとして、「しんくみバンク公式YouTubeチャンネル」を開設し動画配信しています。本チャンネルでは、信用組合業界のオリジナル動画広告のほか、各信用組合で行っている地域支援・街づくりの取組みや地域の特徴、取引先をご紹介する動画など、さまざまなコンテンツを公開しています。

●主なコンテンツ

■小さな助け合いの物語
全国信用組合中央協会主催の懸賞作文「小さな助け合いの物語賞」の入賞作品を紹介
■しんくみドキュメンタリー
「相互扶助」をモットーにさまざまな領域で人々を支える信用組合の取組み内容を紹介
■見つけよう!あなたの近くの信用組合
全国の信用組合で公開している、しんくみを紹介する動画をまとめて紹介

都道府県別信用組合

信用組合の仕事とは

きめ細かな訪問活動と、人の温もりを大切にした親身な相談活動を通して、
組合員一人ひとりの暮らしを支えるのが信用組合の役割です。

知識やスキルだけではなく誠意を持って接する大切さ
 入組後の1年間は後方事務を担当し、2年目から窓口係として来店されたお客様の対応をしています。入出金から振込、税金や公共料金の支払い、満期になった定期預金の書替などの手続きに加えて、お客様に適した預金商品をご案内するのも窓口係の業務です。最近になって、上司や先輩のフォローがなくても、自分一人で対応できるようになりました。商品や手続きに関する知識も身に付けましたが、少しずつ相続のご相談を受けることが増えてきたので、日々の勉強は欠かせません。
 また、窓口に高齢のお客様がいらっしゃった時には、大きな声で丁寧にご説明するように心がけています。金融に関して詳しくないお客様もいらっしゃいますので、できるだけ専門用語や難しい言葉を使わないように気をつけています。そのためには、まず私自身がきちんと意味を理解していなければなりません。自分なりに言葉を尽くして、お客様にメリットを正しくお伝えできれば、他の金融機関から預金を預け替えてくださったり、年金の受取り口座にしてくださったり、お客様との関係を深めることができます。説明するための知識やスキルも必要ですが、一番大切なのはお客様のためにという誠意を持ってお話しすることだと思います。
お客様のためのご提案がお役に立てた時のうれしさ
 金融業界を中心に就職活動をしていた時に、会社説明会で信用組合は、お客様との距離が近いことを知り興味を持ちました。窓口でお客様と接していると、本当にその通りだと思います。法人のお客様へのご融資は地域の経済に貢献し、個人のお客様からのご相談は暮らしに密着しています。
 つい先日も、孫の入学祝いにランドセルを贈りたいので、定期預金を解約したいというお客様がいらっしゃいました。金利のよい定期預金を解約するのはもったいないので、プレゼントに必要な分だけ崩して、残りをそのまま預けられるようにしてさしあげたんです。後日、そのお客様が窓口にいらして「あなたが手続きしてくれたおかげで、孫がとっても喜んでくれたの。本当にありがとう」と感謝の言葉をいただきました。お客様のためにご提案したことで、お役に立てたのはうれしかったですね。
 窓口で多くのお客様とお話しするのは、私にとって楽しく、やりがいのある仕事です。ご相談を受けるたびに、自分たちの仕事がいかに必要とされているかを実感でき、今以上にお客様や後輩から頼られる存在になりたいという思いになります。どんな時でも、東谷さんに任せれば安心と言われるようになるのが目標です。
アットホームな環境のなかで地域への貢献を
実感できる
話すことが好きで、コミュニケーションが苦にならないというタイプの人なら、楽しく働けると思います。私は親近感を持っていただくために、お客様が興味のありそうな話題についてお話しするように心がけています。暮らしに寄り添っている金融機関として、自分がお客様のお役に立てていることを実感できるのも大きな魅力です。職場の雰囲気もアットホームで、上司や先輩とも気がねなく話せる風通しのいい環境です。また、わからないことがあれば、すぐに相談できるので、専門知識がなくても心配ありません。

お客様とより深い関係を築けることが魅力
 入組して2年半にわたり渉外としてお客様への訪問営業を担当していました。主な業務は預金獲得や融資の提案です。2022年10月に異動したのをきっかけに融資係を兼任することになり、担当する融資案件が大幅に増えました。融資係を兼務することになったのは、お客様のニーズや社会情勢の変化に合わせて、融資の知識やスキルを持った人材を育成しようという方針に基づくものです。預金から融資へと業務がシフトしていく中で、お客様の抱える課題を解決するためにも、融資の経験と知識の必要性を痛感しています。
 私は大学まで野球一筋に打ち込んできたため、経済や社会の仕組みについてよくわかっていませんでした。もっと世の中のことを知らなければいけない、と考えて就職活動で金融業界を志望しました。他金融機関と比べてお客様との距離が近く、より深い関係を築けることに魅力を感じて信用組合を選びました。
 現在、担当しているお客様は不動産賃貸業の方が多いのですが、ある地主さんから相続税を支払うために土地を売りたいというご相談を受けたことがありました。買い手となる方を探して、購入のためのご融資も行うことで売却はスムーズに進み、お客様が喜んでくださった時は、一人ひとりのお客様に寄り添う、信用組合ならではのやりがいを感じました。
試行錯誤しながらお客様の信頼を得て
自分なりの営業スタイルを確立できた
 案件をまとめるためには、お客様からさまざまな情報を引き出す必要があります。私は不器用なタイプのため、最初の頃はうまくコミュニケーションがとれずに、お客様との距離を縮めるのに時間がかかりました。先輩からのアドバイスを受け、お客様との会話、コミュニケーションをより丁寧にするよう意識した結果、ご要望をしっかり把握したうえで提案を行い、ご要望にお応えできるようになりました。試行錯誤しながら、少しずつ自分の営業スタイルを確立したことで、自分自身の成長も実感できました。
 入組して融資業務を経験する前は、お客様がお金を借りることに対してネガティブなイメージを持っていると思っていました。一方で、実際には、業績不振によるものだけでなく、事業を拡大するための設備投資や人材の拡充を目的としてご融資を申し込まれるお客様も大勢いらっしゃいます。お客様の事業の成長に寄り添い、お役に立てるのは本当にうれしく、働く喜びに繋がっています。これからも融資を通じて、多くのお客様をサポートできるように簿記の資格を取得しました。今後も様々な資格に挑戦して、自信と実力を身に付けられるよう努力していきます。
元気なあいさつや笑顔と
約束の積み重ねが信頼に繋がる
お客様との距離をできるだけ縮めて、関係を深めるために心がけているのは、約束を守ることです。社会人として当たり前のことですが、その積み重ねが信頼に繋がります。第一印象の好感度を高めるには、元気なあいさつや笑顔といった基本をおろそかにしないことも大切です。融資係を兼務するようになって、改めてお客様とのコミュニケ-ションの大切さを知りました。いつでもお客様が気軽に相談できる担当になれるように、日々努力しています。

窓口で経営者の方とお話しして
実感したお客様との距離の近さ
 私は学生時代のクラブ活動でも部長タイプではなく会計を担当するタイプで、フロントではなくサポートする立場にいることが多かったことから、暮らしを支える仕事に就きたいと考えて就職活動をしていました。金融業界の説明会で相互扶助の精神を基本とした信用組合について知り、地域だけでなく業域や職域を対象として小規模事業者や個人のお客様に特化した金融サービスを行っていることに興味を持ちました。大学で金融について専門的に学んでいたわけではありませんが、就職課から先輩を紹介してもらい、業務や環境について詳しく聞けたことで不安は感じませんでした。
 入組して後方事務に配属され、3か月後からは窓口を担当しました。1年ほど窓口を経験した後、3年目の1月から融資事務係を務めています。窓口に出ていた時に意外だったのは、法人の社長様がお見えになることです。窓口には、経理や事務を担当されている方がいらっしゃるのだと思っていました。それまで経営者の方とお会いした経験がなかったので、最初はとても緊張しましたが、気さくな方が多くて、何度かごあいさつするうちに名前を覚えてくださったり、お話しできるようになったりしたのは、うれしかったですね。お客様と信用組合の距離が近いことを実感しました。
若手でも気がねなく提案できる風通しのいい職場も魅力
 私が仕事の喜びを感じるのは、営業店の近くにある商店に立ち寄った時に、お客様の商品が並んでいるのを目にする時です。自分の仕事がこの商品を作るために役立っていると思うと、うれしさが込み上げてきます。でも、それだけではありません。
 信用組合は法人のお客様をはじめ、飲食店などさまざまな商売を営まれている方、個人の方を含む幅広いお客様とお取引があり、金融機関として事業や暮らしを支えています。資金が必要な時にお客様の力になれることは、私たちの誇りです。
 日々の仕事に取り組むなかで、さまざまな世代の方々とコミュニケーションする力を身に付けたことが、私自身が最も成長したところだと思います。最初のうちは戸惑いましたが、窓口の先輩の真似をするうちに少しずつ慣れて、自分から積極的にお声がけできるようになりました。上司や先輩にも気がねなく話せることも大きいと思います。私が提案した手数料の改定案が採用されるなど、年次に関係なく自由に発言できるのは、とても働きやすい環境です。融資事務に異動してお客様と接する機会がなくなってしまったので、知識と経験を積んだら渉外に挑戦したいと考えています。
たいへんな日々のなかでも、ホッとできる瞬間
窓口の女性は、信用組合さんの「顔」ですね。地元の小さな会社に伴走するべく、胸に使命感を秘めた営業マンもそうですが。折々にお店を訪ねる時、最初に目が合うのはいつもの女性。職務上の倫理観と、責任感を秘めた武村さんの会釈。ごあいさつをするたびに、日々の緊張感が緩み、ホッとします。できれば武村さんには、得意先営業や、広報のお仕事にもチャレンジしてほしいですね。いつもほんとうに感謝しています。
株式会社 晶文社 代表取締役 太田 泰弘

日々の業務を通してお客様の夢や思いを実現するために力を尽くしている若手職員たち。
異なる部署で働く4人に3つのテーマについて質問しそれぞれが考えていることを答えてもらいました。

信用組合で働いて改めて気付いたことや、
入組前にイメージしていた業務とのギャップがあったら教えてください。
梅田
窓口担当から融資を経て、現在は審査を担当しています。就職活動中は、金融機関の種類についてきちんと理解できていませんでした。大学の就職課から業務内容について話を聞きましたが、実際に入組して、想像していたよりもお客様との距離が近いと感じました。自治会や商工会のイベントに参加するなど、コミュニティの一員としてお客様との関係を深められるのは、信用組合のいいところだと思います。
武村
窓口担当から融資事務に異動しました。営業店にはさまざまなお客様がいらっしゃいます。窓口担当をしていた頃に、会社を経営されている方と初めてお話しをする機会がありました。直接会社の経営者の方と接する機会があることに、まず驚きました。お客様との距離の近さが信用組合の特徴なのだと感じました。
東谷
入組からずっと窓口を担当しています。入組する前は、信用組合は皆さん静かに黙々と働いている、堅くて地味な職場だというイメージを持っていました。でも、実際に働いてみると思っていた以上に明るくてアットホームな雰囲気に満ちていて、窓口担当の皆さんもお客様と話している時には笑顔が絶えません。いい意味で予想を裏切られたことにギャップを感じました。
伊藤
渉外になったばかりの頃は、わざわざお客様を訪問して、お金を預かるのはなぜだろうと思っていました。でも、Face to Faceで話すからこそ、お客様との関係を深めてお悩み事を聞き出し、解決のお手伝いができることに気付きました。デジタルの時代だからこそ、リアルな対話の機会の重要性を日々感じています。
仕事のやりがいや喜びを感じるのはどんな時ですか。
梅田
審査の担当になってから、ご融資を申し込まれる経営者の方の事業にかける熱意に触れる機会が増えました。自社の製品やサービスを世の中に送り出したいという強い願いを、融資という形で支えてお手伝いできることに、仕事の意義を感じています。
武村
融資を通すための稟議書を読むと、渉外の担当者がなぜ会社に融資をしたいのかが、ひしひしと伝わってきます。手書きのコメントがびっしりと書いてあった時には、お客様の思いに応えたいという渉外担当のひたむきさを感じます。お客様と直接お話しする機会が少ない業務でも、しっかりとサポートしていくことが私のやりがいです。
東谷
窓口にいらっしゃるお客様から、孫へのお祝いや子どもの学費など、ライフイベントに必要なお金についてご相談を受けることがあります。ご家族を大切にするお客様の気持ちを、業務を通じてサポートできることは、信用組合で働く喜びに繋がっています。
伊藤
融資を実行して、お客様からありがとうと感謝されるたびに、大きな達成感を得られるのが、この仕事の醍醐味だと思います。融資案件をまとめるたびに自らの成長が実感でき、モチベーションの源になっています。

これから皆さんが目指す将来の夢や目標を
聞かせてください。
梅田
入組して以来、さまざまな業務で積み重ねてきた知識と経験が、管理部門への異動というキャリアステップになりました。次は役席者を目指して、後に続く後輩たちにロールモデルを示したいと考えています。どの業務を担当しても、信用組合で働くやりがいや喜びを感じられることは間違いありません。これからもお客様の夢や思いを支えるために、努力していきたいと思います。
武村
できるだけ早く先輩に追いつけるように学び、経験を積むことを目標にしています。最近は女性職員が増えて若手も充実してきましたが、まだ渉外を担当している女性は少ないのが現状です。私自身、まだ渉外と融資のどちらに進むかわかりませんが、将来的に融資事務の経験を生かして渉外を担当するのも、選択肢の一つとして考えています。
東谷
融資の仕事にも興味はありますが、まずは窓口担当としてお客様や後輩たちから頼られる存在になることが目標です。まだ先輩や上司に頼っている部分もあるので、もっと知識や経験を積んで、次のステップに挑戦していきたいと思います。
伊藤
まず、自分自身が知識やスキルを身に付け、その後は後輩の渉外担当が力を発揮できるように継承していきたいと考えています。いつか役席者になっても、自分がしていただいたように若手と一緒に積極的に現場に出ていきたいと思います。

先輩職員からのメッセージ

信用組合ではこんな仕事、環境、先輩たちがあなたを待っています。

信用組合の各種研修制度

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