会長挨拶

平素は、信用組合に対し格別のご愛顧、お引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。

私ども信用組合は、相互扶助の精神に基づき、地域・業域・職域において組合員である中小企業・小規模事業者や住民並びに勤労者の皆さんとともに歩み続ける最も身近な金融機関です。

近年、少子高齢化やそれに伴う事業承継の問題、そして長期化する低金利政策やコロナ禍による経済の低迷などの厳しい社会現象や経済情勢を背景に、「自助・共助・公助」の役割の明確化が再認識されております。このうちの「共助」は民間人同士の助け合いであり、これはまさに自発的に助け合う「相互扶助」の考え方と一致するもので信用組合のバックボーンです。

今後とも、信用組合は"ちかくにいるから、チカラになれる"を合言葉に全国の信用組合が連携を強化しながら、それぞれの地域で協同組織金融機関の役割を発揮してまいります。

今後とも、皆さまの一層のご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。